児童の頭たたく 県中の男性教諭、戒告処分 県教委
福島民報 2013年1月19日(土)9時39分配信
県教委は18日の定例会で、県中地区の40代の男性教諭が教室内で中学年の男子児童の頭をたたく体罰行為などをしたとして、戒告の懲戒処分とした。
県教委によると、男性教諭は昨年10月上旬、算数の授業中に国語の教科書を開いて友人と話していた男子児童1人に対し、口頭で注意せず、右手のこぶしで頭を1回たたいた。男子児童が教室を出たため、他の教諭が異常に気付き、体罰が判明した。けがはなかった。
また、男性教諭は昨年4月から9月にかけて、この児童を含む4〜5人の男子児童に対し、授業中などにチョークを投げ付けたり、腕を強く押さえるなどの不適切な指導が延べ十数回あった。
男性教諭は事実を認め、「軽い気持ちで行った。恥ずべき行為であり、児童や保護者の信頼を裏切ってしまい反省している」と話しているという。
学校側は既に事実関係を同学年の保護者に説明し、校長が謝罪している。